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臨床情報 「戦争について 脳の被刺激性亢進」

戦争について 脳の被刺激性亢進

「被刺激性の亢進」とは、わずかな刺激に精神的・身体的に大きく反応してしまうことです。



 たとえば、躁うつ病にて被刺激性の亢進を認める患者さんがささいな他人の発言に反応して激怒してしまう、など易怒性が典型的な症状ですが、



 ほかにも、統合失調失調症や気分障害、ストレス性反応(PTSDなど)、脳の器質性障害(認知症、脳障害)など、脳の脆弱性を認めたりや極度のストレスにされされると、「刺激への反応のしやすいさ」は増します。



 クリニックにいらっしゃる患者さんには、このような被刺激性の高い方をしばしば認めますが、



一昨年からコロナ禍が始まり、暗いニュースが続いていた中で、

一ヶ月前からウクライナにおける戦争のニュースが走りました。



 連日の戦争の生々しい報道で、精神症状を悪化させている方が少なくありません。

 特に、被刺激性の高い方では、抑うつ症状や不安の悪化に加えて、フラッシュバックを繰り返し認める方もいます。





 ニュースにて事実の報道を知ることも重要ですが、心身を崩されないようにお気をつけください。





「解離性障害・PTSD」カテゴリーの記事一覧|名古屋駅 心療内科 名古屋市西区 名駅さこうメンタルクリニック 女医
名古屋市「名駅さこうメンタルクリニック」は、栄生駅徒歩1分。心療内科・精神科・児童精神科を診療。女医も在籍。うつ病・発達障害(ADHD)・お子様の不登校等、専門医と心理カウンセラーが治療・サポートします。小さなお悩みでもご相談ください。名駅さこうメンタルクリニックの「解離性障害・PTSD」カテゴリーの記事一覧ページです。
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名駅さこうメンタルクリニック

院長 丹羽亮平