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気持ちを持ち直すは非常に難しい

気持ちを持ち直すは非常に難しい

よくアンガーコントロールとか聞くことあると思いますが、怒り、悲しみ、不安、緊張、のような強い感情をコントロールするのはほんとに難しいと思います。

自分でもそうなるときに、「いやいや、何秒待った方がいいと言われても、無理でしょ」と思います。

思いますが、感情に無理回されると判断を見誤りますし、現実的に見余った状態で何かを決断するのは良くない、とこれまでの経験で分かっているので、なんとか気合で、その場からいったん離れる、ことをしようとします。まあできないこともありますが、いまは間違った判断だったと思ったら、その後すぐに謝罪してプライベートでもビジネスでも、交渉を再開するへ努力するようにしています。その間が短いほど、いいと思っています。

きまずい、あやまるの恥ずかしい、とかみじめな感情がでてきますが、謝らなかった方が100%後悔していた事実があるので、そこは気合で飲み込んで、謝る、そして再交渉の場をなんとか用意していただく、これしかないです。

不安、緊張、悲しさ、は、向き合いつづけることで、耐性がついてくるような感じはします。つまり場数によって、キープ力が上がる、伸びしろがある。
怒り、焦燥、のような激しい感情の方が、私個人としては、瞬発的ですし対処が難しいなと感じています。

正直、現実的なプランが上記のような、その会話をやめる、場所から離れる、交渉はいったん中断する、など、情報、環境からの一時的な撤退しか使える技を身につけれていません。

リカバリーの方に重きをおいてしまっているのがリアルな現状です。

マインドフルネスとかも、その瞬間には使いこなせれる気が自分はしません。

そういう意味では、日々の自分をどこまで整えておくことができるのかで、同じ状況になったときに、自分をコントロールすることができるかもしれません。その瞬間での感情コントロール力をあげるのは難しい、そうなると日々の生活のなかでの自分の余力部分を常につくっておく、方がいいのかなと自分では思っています。

怒りは、対人トラブルを増やしてしまう原因になります。
ストレスというのは、多くは対人的な問題で発生することが多いはずです。

感情というものに対して、今やれること、これからやれるようになりたいこと、そのあたりを分けながら目の前の無駄なトラブルは可能な限りいなす、しかないなと思いながら、自分も毎日を過ごしています。

医療法人永朋会 理事長
加藤晃司
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