支援級にするか普通級にするか?
支援級にするか普通級にするか?
先日、診察にて、支援級に通う小学生のお子さんをお持ちのお母様から、本田秀夫先生の良い記事を見つけたと、紹介していただきました。
「みんなと一緒に通わせたい」…知的障害がある子を普通学級にするか支援学級にするか判断するときにまず考えたいこと
本田秀夫先生の著書をいくつも拝見しておりますが、科学的・医学的な説明だけでなく、現実的な学校や家庭生活の困りごとについて、極めて具体的に解説や対処法を述べられており、非常に勉強になります。
上記の記事は、
学習障害、知的障害(またはそのグレーと診断)、自閉スペクトラム症(発達障害)、ADHD、など発達に不安のあるお子さんについて、支援級か普通級の判断に悩まれる方にとてもよい説明となります。
しいて説明を追加するならば、学校により支援級や通級の運営方法が違う点です。
名古屋市内でも、
通常級の1クラスの生徒数がすくなく個別対応を行いやすい小学校、
通級にて国語・算数を教えるだけではなく、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を行うところ、
支援級でも学習困難の児童向けのクラスと情緒面への対応を分けている小学校があります。
就学前にお近くの小学校について、これらの情報収集が可能でしたら、ぜひ行うことを勧めます。
名駅さこうメンタルクリニック
丹羽亮平
丹羽亮平
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