自閉症スペクトラム障害(ASD)、ADHDに対する内服治療の考え方について、名古屋の児童精神科医が解説
自閉症スペクトラム障害(ASD)、ADHDに対する内服治療の考え方について、名古屋の児童精神科医が解説
こんにちは、名古屋市千種区 児童精神科専門クリニック、医療法人永朋会 和光医院、加藤晃司です。
今回は、自閉症スペクトラム障害(ASD)、ADHDに対する内服治療の考え方について解説します。
ASDに関して、中核症状である対人相互性の障害に対する薬は研究中であり、保険適応にはなっていない。
以下に現状をまとめる
① ASDに対する保険適応のある薬
リスパダール(リスペリドン):攻撃性・興奮の抑制
エビリファイ(アリピプラゾール):攻撃性・衝動性の抑制
ストラテラ・コンサータ(ADHD併存時に注意力や多動を改善)