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うつ症状を主訴にしている人に、ADHDやASDの合併は多く存在している、名古屋の児童精神科医が解説

うつ症状を主訴にしている人に、ADHDやASDの合併は多く存在している、名古屋の児童精神科医が解説

こんにちは、名古屋市千種区 児童精神科専門クリニック、医療法人永朋会 和光医院、加藤晃司です。

今回は、うつ症状を主訴にしている人に、ADHDやASDの合併は多く存在している、について解説します。

メンタルクリニックが一般化されてきて、ちょっとした不調でも精神科に来院される方は増えたと思います。

うつ病の診断は満たしていないけど、うつ症状はある、という方はかなり多いです。

しかし大人であれば、多くの方がいきなり症状がでた、というよりは、仕事や人間関係でのストレスがなんとなくあって、少しずつ調子を悪くしていった、というストーリーが多いです。

となると、表面にでている、うつ症状を内服で治療しようとしても、効果がでないどころか、副作用の方が目立ち、逆に調子が悪くなったとなりかねません。

仕事や人間関係でうまくいっていない方を掘り下げると、そこにADHDやASDが隠れていることは少なからずあります。

見つけてあげることができれば、自分自身を深く知ることができますし、これまでの過去を腑に落ちることができるだけでも、肩の荷がおりて気持ちが楽になることもあります。

またADHDであれば、ADHD内服はかなり効果を発揮するので、日常生活や仕事での困りごと自体が解決する可能性もあります。

どうしても大人になるまで問題になっていなかったADHDやASDの方は、特徴もはっきりしていないことが多く、一般精神科では見つけることができないことが多いです。

大人でも児童精神科外来にはこれますので、少しでも気になることがあれば、当院へご相談ください。

人生を変える、きっかけを作るお手伝いができるかもしれません。

医療法人永朋会 和光医院
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