社会性のトレーニングに楽しい治療を　〜VRのSST、音楽療法・ダンスセラピー〜




バーチャルリアリティ（VR）を利用したコミュニケーションのトレーニングを４月から開始しました。

利用の希望をされる患者さんが非常に多く反響が大きいです。




　児童精神科を掲げている当院には、コミュニケーションや社会性、対人交流に関するお悩みで受診される患者さんがたくさんいらっしゃいます。

　これらの対応として、当院ではSSTなど以下の提案がされます下矢印





コミュニケーションのトレーニング｜名古屋駅 心療内科 名古屋市西区 名駅さこうメンタルクリニック 女医
名古屋市「名駅さこうメンタルクリニック」は、栄生駅徒歩1分。心療内科・精神科・児童精神科を診療。女医も在籍。うつ病・発達障害（ADHD）・お子様の不登校等、専門医と心理カウンセラーが治療・サポートします。小さなお悩みでもご相談ください。名駅さこうメンタルクリニックのコミュニケーションのトレーニングページです。
リンク
meiekisakomentalclinic.com









　コミュニケーションの治療とは、対人交流のリハビリ訓練ですが、リハビリはある程度期間をかけて継続的に行うことで効果が得られます。

　どんなに治療内容がよくても数回で効果は得られません。

　そのため、いかに患者さんに「辞めないで続けていただくか」ということが治療効果のために重要な点でもあります。



　治療に面白さがあるもの、効果の実感を伴い達成感のあるもの



　この点で、VRを使った治療はすばらしいです。

　従来の治療と同様にトレーニングそのものの納得感があるだけでなく、「VRを使う」というワクワク感もあるからです。





　VRのトレーニングはスタッフとのマンツーマンになりますが、集団で行えるリハビリプログラムも検討したいです。

（院内はスペースに限りがあるので、放課後デイサービスでしょうか）





　音楽療法やダンスセラピーなど、集団で行うことでより達成感やチームワーク、一体感の得られるものがなにかできたらとおもいます。患者さんの生活がより充実したものになればという思いです。






名駅さこうメンタルクリニック

院長　丹羽亮平