臨床情報 「少人数学級にて不登校の減少に繋がる」
少人数学級にて不登校の減少に繋がる
少人数学級にて不登校の減少に繋がることは確信しています。
通常学級にて、理由は問わず不登校になられた方が、特別支援学級に変更してスムーズな登校をできるようになることは診察にて非常に多く経験しています。
特別支援級は通常8人を標準として設定されている『超』少人数学級と言えますが、
大きなメリットは、少人数の生徒に対するきめ細やかなフォロー(勉強内容のみならず、学校における生活のフォロー、教師と生徒間により密接なコキュニケーションが取れること)だけではないと思っています。
教室内の生徒数が密ではなく雰囲気がガヤガヤしていなことが、感覚過敏やこだわりを認めるお子さんには居心地が良いようです。
特別支援級のような1クラス8人と言わないまでも、より少人数クラスの方が、不登校やいじめの減少と学力上昇の効果が期待されています。
*山形県「さんさんプラン」
小学校の1学級を21〜33人に設定した取り組み。
不登校、いじめの顕著な減少と学力の向上を認めました。
詳しくは下矢印
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/084/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2011/07/06/1307900_4.pdf
少人数学級に伴う『教室のゆとり、心のゆとり、担任業務のゆとり』は重視する必要が有ります。
『ADHD、発達障害は金の卵である』
ADHD、発達障害(自閉スペクトラム症)の傾向は潜在的な大成功の可能性を秘めた能力だとしばしば感じますが、一般社会でそのような認識がされず、こういった能力…
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名駅さこうメンタルクリニック
院長 丹羽亮平