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【@doctor レシピ 素材編】夏野菜の冷やし揚げ浸し【茄子】

夏野菜の冷やし揚げ浸しのレシピをアップしました。

@doctor レシピ 素材編・茄子 夏野菜の冷やし揚げ浸し


・材料:2人分
カロリー 153kcal/1人分
塩分(食塩相当量) 1.4g/1人分

・材料
ズッキーニ 100g
人参     50g
なす    100g
ピーマン   25g
プチトマト  25g

〜A〜
だし汁  600cc
薄口醤油  50cc
砂糖    小さじ1
みりん   大さじ3
しょうが汁 少々 

作り方
① 野菜は食べやすい大きさにカットして油でさっと揚げる
② Aの材料を合わせて、沸騰させる
③ タッパに①の野菜と②のだしを温かいうちに合わせる
④ 粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れて、冷やす

*Aのだしを温かいうちに合わせるのでその時にも火が入るので、柔らかくなるため、野菜はさっと揚げるだけでOK!
*フライが大変な場合は、焼き野菜でアレンジしてもOK!

■■@doctor 加藤医師コメント
前回もなすの料理でしたが、念のため復習で栄養素についておさらいです。
なす(生)は100g中、22kcal、たんぱく質1.1g、脂質0.1g、炭水化物5.1g、食物繊維2.2g、カルシウム18mg、カリウム220mgです。糖質は2.9g、GI値は25です。
今回のメニューはなすの皮つきです。なすの紫色の部分には、なす特有のポリフェノールであるナスニンが多く含まれています。ナスニンはアントシアニン系色素のポリフェノールの一種です。ポリフェノールには活性酸素を除去する抗酸化作用があるため、細胞の癌化、老化を防ぐ効果があります。血栓予防、眼精疲労改善、動脈硬化防止、高血圧・糖尿病予防などの効果があります。ストレスがかかると細胞は活性酸素を発生させます。体内に抗酸化物質が足りないと、細胞を酸化ストレスから守ることができず細胞にダメージが与えられてしまいます。体中の細胞はその標的になりますので、倦怠感、易疲労感などの不定愁訴につながったり、脳がダメージをうければ精神症状や自律神経症状の原因となる可能性があります。細胞をさびさせないためには、抗酸化作用の高い食物を食べるようにしましょう。食物で補えない場合は、ビタミンCやEなどサプリで摂取するのもいいですが、食物からの摂取よりは効率が落ちてしまいますのでサプリのみに頼るのはあまりおすすめできません。
今回の料理のようになすの皮を残して食べると抗酸化作用を得ることがでます。活性酸素はシミの原因にもなりますので、抗酸化作用があるナスニンにはアンチエイジング効果もありますので、夏に限らず積極的にとるようにしましょう。
もちろん筋トレなどの運動も結果的には体内でのより多くの抗酸化物質生産につながるため、細胞をより健康的な状態に保つためには重要です。みなさん今日からはじめましょう。