臨床情報 「中学生の不登校が多い」
中学生の不登校が多い
やはり中学生の不登校の方は非常に多いです。
子供たちを取り巻く状況と、昔ながらの教育システムがミスマッチを起こしているのだろうと思っています。
・少人数の学級
・クラスをある程度の能力分けをして授業内容に変化をつけること。
・高校受験を学力に苦手さを認める児童も行わなくてはならないのか?
この点が解消されるだけでも、不登校の方は減ると思います。
また、学業についていうならば、義務教育(中学校まで)の内容はできれば、全児童が習得することが望ましいと思います。
しかし、勉強に強い苦手さを感じる方に、高校にてさらなる学力向上を目指す必要があるのか?
(勉強は好きではないが、音楽やスポーツなどの部活を目的に高校進学される、などの目的があるといいですね。)
勉強は苦手だけれど、絵をかくことが得意、といったお子さんは非常にたくさんいらっしゃいます。
専門性の磨ける高等専修学校のような、高校受験以外のルートがもう少し気軽に選択できる雰囲気があれば、お悩みが減る方は多いのではないかと思います。
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中学生の不登校の方に具体的な提案を 通信制高校、高専など (meiekisakomentalclinic.com)
名駅さこうメンタルクリニック
院長
丹羽亮平