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不登校など不安なことについて

不登校など不安なことについて

 9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね。

 

 国連事務総長が「地球温暖化ではなく地球沸騰化」という表現をしておりますが、幼少期に体感した気温との違いは自分も非常に感じております。毎日暑いですね。





 ところで、「地球沸騰化」という表現もですが、環境問題や少子高齢化問題などさまざまな問題について、注意を喚起するためや問題に関心をむけるためにネガティブな内容の報道が繰り返されますが、例え事実であるとしても、不安を感じやすい日本人の国民性にはポジティブに働かないことが多いのではないかと感じます。



 漠然とした不安が強いと、行動が硬直化したり、不安を回避するために防衛的にふるまうことがふえ、ポジティブな問題解決に対する行動がとれなくなることがあります。







 抽象的な説明になってしまいましたが、

 夏休みの期間中、「学校に行きにくい」ことが主訴の児童患者さんが多くみられました。







 学校に行かないと、、、出席日数が足らなくなる、学業が遅れる、高校受験ができなくなる、将来働けるのか、、



といった、ご不安の声が非常に多いですし、教師からもこういった言葉で通学を促されるケースもあるようですが、



「どうにかなる」 ということを一番にお伝えしたいです。







 不登校の主訴は中学生の方がもっとも多いですが、



・勉学がもともとお好きではないなら、専門性の高い学校に中学卒業後から通う選択肢があります。(高専など)



・勉学がもともと向いている方は、いったん休まれた後でも、大学などいつでも目指すことができます。

(最近の通信制高校は大学進学率が良く、進学指導も熱心なところが増えています。)



・学校にこだわらない道も全然ありますし、しばらく休んでもいいと思います。



 中学は不登校でも、その後、アルバイト(+学業)や就職をしっかり継続される方も少なくありません。





 学校のことなど、お悩みはあるとしても、「どうにかなる」というスタンスがまずは大事とお伝えしたいです。
















*夜間のこまった行動について 過食・自傷行為など



*IQ(知能)をトレーニングであげる。 コグトレ

 

 









名駅さこうメンタルクリニック

丹羽亮平