【@doctor レシピ 素材編】蒸しなすと茹で豚の辛味醤油がけ【茄子】
蒸しなすと茹で豚の辛味醤油がけのレシピをアップしました。
■@doctor レシピ 素材編・茄子 蒸しなすと茹で豚の辛味醤油がけ
カロリー 205g/1人前
塩分(食塩相当量) 1.6g/1人分
■材料:2人分
なす 90g
豚バラ肉薄切り 90g
長ねぎ(白髪ねぎ) 10g
万能ねぎ 2g
~A~
醤油 大さじ1
酢 小さじ1
砂糖 ひとつまみ
ごま油 小さじ1
豆板醤 小さじ1/4
しょうが 3g
長ねぎ 10g
■作り方
Aの生姜とねぎはみじん切りにして、調味料と合わせる。
長ネギは芯を取り、白髪ねぎにして水にさらしておく。万能ねぎは小口に切っておく。
なすはヘタを取り縦に半分に切り、縦に1cmくらいの薄切りに切り、お皿に並べラップをして、電子レンジで温めて蒸す。
豚肉は、沸騰したお湯で茹でる
③のなすに、④の豚肉をのせ、①のたれを適量かけて、②の白髪ねぎと万能ねぎをふる。
■■@doctor加藤医師コメント
今回は、「蒸しなすと茹で豚の辛味醤油がけ」です。
前回もなすの料理でしたが、いちおう復習のために栄養素についておさらいです。
なす(生)は100g中、22kcal、たんぱく質1.1g、脂質0.1g、炭水化物5.1g、食物繊維2.2g、カルシウム18mg、カリウム220mgです。糖質は2.9g、GI値は25です。
しつこいようですが、「なすは血糖値の安定化に貢献し低カロリーですが、低たんぱくなのだけが残念です。そのかわりなすには食物繊維がまあまあ含まれており、スポンジ状となっている身は出汁やアブラをよく吸収します」ということです。前回のとり肉に引き続き、今回は豚肉をトッピングしていますので、不足するたんぱく質を補うことに成功しております。
豚ばら(生)100g中、395kcal、たんぱく質 14.4g、脂質 35.4g、炭水化物 0.1g、食物繊維 0g、ビタミンA(レチノール活性当量)11μg、ビタミンB1 0.51mg、ビタミンB6 0.22mg、ビタミンB2 0.13mg、ビタミンB12 0.5μgとなっています。糖質は炭水化物-食物繊維=0.1gで、GI値45である。豚ばらのアブラに関しては、飽和脂肪酸 14.6g、一価不飽和脂肪酸 15.26g、多価不飽和脂肪酸 3.50gとなっており、良質なアブラが含まれています。牛肉や鶏肉に比べ、疲労回復に効果のあるビタミンB1が豊富なのが特徴です。これも繰り返しになりますが、ビタミンB群はすべての神経伝達物質の生合成に関わっている、重要な栄養素です。ビタミンB6は、ドパミン、セロトニン、GABAの生成に関わっています。これらの神経伝達物質が不足すると、集中力低下、気分の落ち込み、不安、意欲低下、自律神経症状(頭痛、めまい、ほてり、耳鳴りなど)が起こる可能性があります。ビタミンB群が不足する場合にはサプリメントで補ってもいいです。ごま油は、多価不飽和脂肪酸のオメガ6です、オメガ6とオメガ3は体の中で作ることのできない必須脂肪酸ですから重要です。このレシピでは、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸(オメガ3,6,9)を同時に摂ることができますので、ぜひみなさん今日にも作って食べてみましょう。