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外国人の患者さんが徐々に増えていることについて

外国人の患者さんが徐々に増えていることについて

最近は街中のコンビニのどこに行っても、外国人の店員さんが対応されることが多くなりました。



 みなさん、日本語を学びながら、作業が複雑でマルチタスクの多いコンビニエンスストアの労働をよくこなしているなと感心しております。(自分が海外のコンビニで現地語で働くことは想像できない。)





 このように海外から働きに来る方が増えると、当たり前ですが、病院に受診される外国人患者さんも増えております。







 当院における外国人患者さんの数は、まだまだ多くはないですが、徐々に増えつつあるといったところです。



 精神科ということもあり、患者さんサイドも言語面の問題を意識され、日本語通訳をされる家族やご友人が一緒に来院される方が少なくありません。

 また、診察では、PCにてGoogle翻訳、生成AIなど逐語訳を利用することで、症状や状況、生活などの把握にやや時間はかかりますが、そこまで言語の問題も生じず、診断の結果、必要により薬物療法を行います。

(受付やコメディカルの対応では言語面の対応の苦慮が否定できません。患者さんの逐語訳に使えるモバイル機器がないからです。ポケトークがあると良いかもしれません)



 文化的な違いに苦慮することも以前よりも減っております。

(日本に来て、生活にある程度慣れた方が受診されているのだと感じます。)



  

 しかし、治療という点では、薬物療法しかほぼ選択肢がない状況が患者さんにとって申し訳ないです。

 (英語でカウンセリングを行うには、言語の壁が大きすぎる。)



 カウンセリングの希望が高いので,オンラインで自国の心理カウンセリングサービスにつなげることができたら良いのに思います。





名駅さこうメンタルクリニック

丹羽亮平

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