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ストレスで体調不良 コルチゾールについて

ストレスで体調不良 コルチゾールについて

 冬の季節、毎日寒い日が続くと、気分が沈んでくる、、。



 というのは、誰しも有ることですが、



 特に、毎年のように季節性をもって、冬になると気分の落ち込む方には、季節性うつ病(冬季うつ病)の可能性があります。







 このような話を患者さんとしていたところ、

 

 冬になってストレスが溜まってくると、インフルエンザや風邪になりやすいし、

 体調不良が続いているのだけれども、ストレスで体調不良が起こるのは、気持ちの問題ですよね、、?



 と聞かれました。







 ストレスで体調不良や免疫力低下が起こることは、



 これも誰しも感じていることではないかと思いますが、実際に理由をきかれると知らない方も多いと思います。



 これは、副腎皮質ホルモンである「コルチゾール」が大きく関わってきます。







 コルチゾールは、ストレスを感じると副腎皮質から分泌されるホルモンで、「ストレスホルモン」として知られています。

 体全体のあらゆる機能に重要な働きをする基本的なホルモンであるために、これまでこのブログで取り上げたことはありませんでした。

(特別に精神疾患に関連しているホルモンではないため、取り上げなかった)

  





今回のストレスと体調不良の点でいうと、





 継続した高いコルチゾール状態(慢性的な高コルチゾール状態)は、体にさまざまな悪影響を及ぼします。


例えば、免疫機能の低下です。

 高コルチゾール状態が続くと、免疫反応が抑制され、感染症にかかりやすくなります。また、傷の治りも遅くなることがあります。







 他にも、慢性的な高コルチゾール状態では、高血圧になり心血管系の疾患が増えます、

 内臓脂肪や体重も増えやすいです。

 

 消化器系に影響を与えると、胃潰瘍や過敏性腸症候群のリスクが高まります。

 血糖値の上昇や骨密度の低下、

 そして、不安感や抑うつ気分の悪化から精神疾患へ綱がることもあります。







身体不調のあらゆることが起こりうることが分かると思います。





 本当にストレスは大敵です!!!









名駅さこうメンタルクリニック

院長 丹羽亮平

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