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ADHDの不注意は早くみつけてあげた方が、学習効率も改善する、名古屋の児童精神科医が解説

ADHDの不注意は早くみつけてあげた方が、学習効率も改善する、名古屋の児童精神科医が解説

こんにちは、名古屋市千種区 児童精神科専門クリニック、医療法人永朋会 和光医院、加藤晃司です。

今回は、ADHDの不注意は早くみつけてあげた方が、学習効率も改善する、について解説します。

ADHDの不注意は正直なかなかわかりにくく、多動、衝動性がないと見つけてもらうことが難しい症状です。

不注意はぱっとみても分かりませんし、基本的には本人の努力不足で片付けれていることがほとんどです。

日本の教育は覚えることが多い教え方、そしてテストをだしてきます。

発想力、思考力、独創性、創造性、ディスカッション、構想力、などを評価するのであれば不注意はあまり邪魔にならないかもしれません。

しかし単純に覚えるとなると、不注意はかなり邪魔になります。

つまらないことに集中するのはだれでも苦手ですが、不注意があるとその行為自体も続かないと思うので、さらに効率が下がります。

いいのかどうかはそれぞれによって違うと思いますが、このような学習スタイルの中でテストの点数をあげるとなると、不注意を改善してあげることはかなりプラスに作用するはずです。

本人が希望するかどうかは、実際に不注意が改善した状態を体験させてあげないと決めることはできないでしょう。

ADHD内服は7-8時間で効果がきれるものもあるので、いったん試してみて、効果、副作用を確認してから継続するかどうかを決めることもできます。

しかし病院へつれていくのは保護者の方でないとできません。

不注意があるのか、あるとしたらどの程度なのかは、診察、検査をすることではっきりします。

少しでも気になることがあれば早いにこしたことはないので、当院へご相談ください。

医療法人永朋会 和光医院
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