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臨床情報 「ビバンセの効果(他のADHD薬と比較して)」

ビバンセの効果(他のADHD薬と比較して)


現在コンサータを内服していらっしゃる患者さんやそのご家族、またADHD症状に悩まれ治療を検討されている方から、



「新しいADHD薬のビバンセは効果が強いと聞くけれど、実際どうなのか?」



「ビバンセはアンフェタミンのプロドラッグだけど、安全性は大丈夫か?」



 というご質問をしばしば受けます。





 ビバンセに興味はあるが、効果と安全性にご不安をお持ちの方が多いのではないでしょうか。









 ビバンセはコンサータと同じ中枢神経刺激薬に属し、注意欠如多動症(ADHD)に対する薬として2019年12月から販売が開始されました。

 当院でも、他のADHD治療薬にて治療効果が不十分な方に対し徐々にビバンセの処方を開始し、ビバンセ内服における効果の実感を手応えとして最近感じております。



 

 やはりビバンセは、コンサータより作用時間が長く、効果が安定していると感じます。







 丸レッドまず、ビバンセはどのような患者さんに処方しているのか?





 まず、ADHDは中枢性刺激薬(コンサータ、ビバンセ)と非中枢性刺激薬(インチュニブ、ストラテラ)に分けられます。



 そして、治療ガイドラインにも記載してありますが、他のADHD治療薬にて効果が不十分であった患者さんにビバンセの処方を考慮します。





 そのため、ビバンセを新規処方する患者さんは、全員コンサータの内服経験のある患者さんです。

(コンサータにて効果の不十分であった患者さんにビバンセを提案します。)



 

 ADHD薬の非中枢神経刺激薬(インチュニブ、ストラテラ)を内服し効果の不十分であった方には、まずコンサータの内服を提案します。インチュニブ・ストラテラから直接ビバンセの内服処方を提案することはありません。







 また、コンサータとビバンセは同様の中枢刺激薬としてシナプス間隙におけるドーパミン・ノルアドレナリンの効果を働きを持ちます。

コンサータとビバンセは効果も似ていますが、出現する可能性のある副作用のスペックも似ています。



 そのため、コンサータを副作用にて内服中断した方に、ビバンセを処方することは基本的にありません。 





→次回ブログにて、ビバンセの効果について記載します。









発達障害、ADHD、学習障害などクリニックブログのまとめです下矢印

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名駅さこうメンタルクリニック

丹羽亮平