臨床情報 「緊張しやすいお子様にVRのコミュニケーション練習を」
緊張しやすいお子様にVRのコミュニケーション練習を
4月からVRをつかったコミュニケーションのトレーニング法が本格的に始動します。
コミュニケーションのトレーニングはたくさんの患者さんからよく相談を受けることであり、ニーズは強く感じていましたが、
治療の観点でなかなか難しいところがありました。
四角オレンジ例えば、お子さんの対人交流のお悩みに対しては、年齢やお悩み、家庭状況などに合わせて以下の提案を行います。
グループ療育、放課後デイサービス、ソーシャルスキルトレーニング(SST)、プレイセラピー、言語療法
しかし、「学校のクラスメートとの会話で緊張する」など特定の苦手なシュチュエーションがある際、その場面を訓練で再現することの難しさがありました。
(なれた療育の場で緊張感のあるシチュエーションを再現するのには、どんなにイメージを膨らませても限界があります。)
そうなると面接ではうまくいくけど、やっぱり学校などの苦手な場面は克服できない、ということがありました。
そのため、より練習の場面にリアリティを出すのにVRを利用することは有効ではないかと考えました。
例えば、
『会話力のトレーニングにVRを』
コミュニケーションの苦手さをどうにかできないか というお悩みを連日診察にて伺います。 コミュニケーションの苦手さといいましても、 ・雑談など、フリートーク…
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『バーチャルリアリティをつかった会話力の練習〜具体的な場面〜』
当院で、近日中に導入予定のバーチャルリアリティ(VR)を使った会話トレーニングの説明です。 先日も、患者さんから会社の就職面接で緊張してうまくいかない、と…
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僕自身、VR導入にて患者さんにどのような変化がおこるか楽しみです。
興味のある方はぜひ医師にご相談をください。
名駅さこうメンタルクリニック
院長 丹羽亮平