臨床情報 「落ち着きなさ、授業中の立ち上がりなどは、成長して治るのか?」
落ち着きなさ、授業中の立ち上がりなどは、成長して治るのか?
衝動性に関する話を、今回も書きます。
前回のブログ↓
就学前や小学校低学年のお子さんが、「授業中に動き回る・飛び出す」、他にも「他の児童に手が出てしまう」など衝動性に関するトラブルについてのご相談を受けることはよくあります。
こういった衝動的な言動を認める時、不注意症状(忘れ物がとても多いなど)併発することが多く、
ADHDの診断に至るケースがしばしばです。
治療や疾患の今後の展開を説明するのですが、
「成長するとともに、こういった「飛び出す・手が出る」という症状はなくなると聞くけれど、本当ですか?」
といった質問をよく受けます。
右矢印はい、いいえとも明言はできないです。
「飛び出す・手が出る」という行動そのものはなくなる可能性がたかいが、
他の「衝動性」の行動が出現する可能性がたかいと思います。
成長しても「衝動的な性格傾向」は認めるため、
幼少期・学童期は、 先生の話を聞かないで、飛び出す。落ち着きない。手が出る。
思春期には、 ゲームやスマホ・SNSにはまりやすい。
衝動買いや衝動欲求が抑えられない(例えば、好きなアイドルのグッズを買い込んでしまう、遠方までコンサートをいく、など)
過食・嘔吐など
衝動的な行動傾向を成長しますが、行動内容は変化します。
しかし、衝動的な行動傾向そのものが治療により軽快したら、衝動的言動は減るといえます。
発達障害、ADHD、学習障害などクリニックブログのまとめです下矢印
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名駅さこうメンタルクリニック
院長
丹羽亮平