月経関連の不調について低用量ピルの提案
月経関連の不調について低用量ピルの提案
精神科に通院される患者さんの、来院理由・疾患は多岐にわたります。
うつ、不安、自律神経失調症、不眠、パニック発作、
不登校、発達障害、ADHD など
そして、女性患者さんの場合には、これらのメインの症状に併せて、
月経に関連した症状の悪化や不調の訴えが非常に多い、と認識しています。
たとえば、月経前は不安は気分の浮き沈みが悪化する。
月経に関連して、抗不安薬 or 漢方 を内服する
精神科通院される主訴や疾患にもよりますが、
月経関連の精神的不調や体調不良、自律神経失調症がお困りの一つである際には、
低用量ピルの内服を選択肢に入れることをお勧めします。
低用量ピルの内服にて、精神的・身体的な不調が改善する例は多いと感じています。
その結果、
抗不安薬などの精神科の薬物療法・精神科通院が不要になるケース
仕事・学校をやすむ日が減るといった、社会機能の向上に繋がるケース
などあります。
名駅さこうメンタルクリニック
丹羽亮平